ベータ版終了、新たなスポンサー
本日、Let's Encryptはベータ版を終了します。また、創設スポンサーであるシスコとアカマイが3年間のコミットメントでプラチナスポンサーシップを更新し、ジェムアルトが新たなゴールドスポンサーとして参加し、HPエンタープライズ、Fastly、Duda、ReliableSite.netが新たなシルバースポンサーとして加わったことを嬉しく思います。
2015年9月のベータ版開始以来、380万以上のウェブサイトに対し、170万以上の証明書を発行しました。システムに関して、計り知れない運用経験と自信を得ることができました。ベータ版のラベルはもう必要ありません。
私たちはWebの100%を暗号化することを目指しています。強力なスタートを切ることができ、業界全体からの多大なサポートに感謝しています。
「アカマイは当初から、インターネット全体でのSSL/TLSのより広範な利用を可能にするというLet's Encryptのビジョンをサポートすることに尽力してきました」と、アカマイのチーフアーキテクトであるStephen Ludin氏は述べています。「このマイルストーンは、Let's Encryptがそのビジョンを実行し、インターネットエコシステムに大きな影響を与える能力の確認となります。」
「シスコは、顧客やパートナーだけでなく、すべての人々にとっても、インターネットのセキュリティ向上に尽力しています」と、シスコのエンジニアリングCTO兼チーフアーキテクトであるDavid Ward氏は述べています。「Let's Encryptはその目標に向けて素晴らしい仕事をしてきました。リアルタイムのオンデマンド証明書に対するこのコミュニティへのサポートにより、インターネットはより安全になります。」
「業界をリードするハードウェアセキュリティモジュールを活用してLet's Encryptの認証局システムを保護するゴールドスポンサーであることを非常に誇りに思っています」と、ジェムアルトの暗号化製品管理担当バイスプレジデントであるTodd Moore氏は述べています。「デフォルトでの暗号化はプライバシーとセキュリティにとって不可欠であり、Let's Encryptと協力することで、ジェムアルトは数十億人が毎日利用するデジタルサービスの信頼性を提供することに貢献しています。」
Let's Encryptは業界とコミュニティのサポートに依存しています。参加をご検討いただき、貴社または貴組織がLet's Encryptをスポンサーしたい場合は、sponsor@letsencrypt.orgまでメールでお問い合わせください。