ワイルドカード証明書 - 2018年1月提供開始
更新情報、2018年3月13日
ワイルドカード証明書のサポートは開始しました。
Let's Encryptは、2018年1月からワイルドカード証明書の発行を開始します。ワイルドカード証明書は、多くの方から要望のあった機能であり、HTTPS導入を容易にするユースケースもあることを理解しています。ワイルドカードを提供することで、Webの100%HTTPS化に向けた進歩を加速できると期待しています。
Let's Encryptは現在、完全に自動化されたDV証明書の発行および管理APIを通じて4700万ドメインを保護しています。これは、Let's Encryptのサービスが2015年12月に開始されて以来、Webの暗号化されたページロードが40%から58%に増加することに大きく貢献しました。ワイルドカードの提供と、100%暗号化されたWebを実現するという私たちのミッションに興奮している方は、夏の資金調達キャンペーンへのご寄付をお願いします。
ワイルドカード証明書は、ベースドメインの任意の数のサブドメインを保護できます(例:*.example.com)。これにより、管理者は単一の証明書とキーペアをドメインとそのすべてのサブドメインに使用できるため、HTTPSの導入が大幅に容易になります。
ワイルドカード証明書は、間もなく提供されるACME v2 APIエンドポイントを通じて無料で提供されます。当初は、ワイルドカード証明書に対してDNSによるベースドメイン検証のみをサポートしますが、時間をかけて追加の検証オプションを検討する可能性があります。ワイルドカード証明書のサポートに関するご質問は、コミュニティフォーラムでお気軽にお尋ねください。
夏の資金調達キャンペーン中にこのエキサイティングな開発を発表することにした理由は、私たちが非営利団体であり、サービスを利用するコミュニティからの寛大な支援のおかげで存在しているからです。より安全でプライバシーを尊重するWebを支援したい場合は、本日寄付してください!
これまでに行ってきたすべてのことを可能にしてくれたコミュニティとスポンサーに感謝いたします。貴社または貴組織がLet's Encryptをスポンサーできる場合は、sponsor@letsencrypt.orgまでメールでお問い合わせください。